奈良県 葛城酒造株式会社
裏百楽門 純米酒 雄町
知る人ぞ知る裏物です。
何が裏かは自分で「百楽門」と書いた後にラベルの写真を見て頂ければ分かると思います。
理由としては、等外米を使用しているから。
※等外米・・・所定の検査を受けて三等以上のランクに該当していない酒米
別に手抜きをしてこうなったわけではありません。
平成25年の岡山県産の酒米 雄町が不作で十分な量が確保出来なかった為、一部相当品を使用しているというものになります。
だからと言って美味しくないかというと、そんなことはありません。
仕様は純米酒と書いてありつつも、精米歩合は特別純米、純米吟醸相当です。
香味はアボガドの様な苦味と甘夏みかんの様な甘さを感じさせ、そこらの純米酒より断然香味が繊細に出来ています。
普通の百楽門では無い甘さと苦味のバランスが面白い為、是非普通の百楽門と併せて飲み比べてもらいたいですね。
原料米 | 米、米麹(岡山県産備前雄町) |
精米歩合 | 60% |
酵母 | 不明 |
アルコール度数 | 16度 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.6 |
アミノ酸度 | 1.0 |
仕込水 | 不明 |